2009-01-01から1年間の記事一覧

緑山くん、(オナ禁)がんばって 1

9時過ぎにはいったん目が覚めたけれど2度寝してしまった。次に夢から覚めたのは10時前くらいで、ぼくはそれから30分くらい布団の中で猛烈うだうだしてから起きだした。ぼくは時々、25歳で1人暮らしをすることはいろいろ恥ずかしいことから開放され…

緑山くん、(オナ禁)がんばって 4

マクドナルドを出るとあとはもう音楽も聴かずにひたすら茶沢通りを歩いた。下北もぷらぷらせずに素通りしたよ。おかげで食料がかえなくて晩飯が悲惨なことになった。しかも米がきれちゃったから、明日は買出しが大変だよ。 それにしても増え続ける本と漫画だ…

緑山くん、(オナ禁)がんばって 3

今日のぼくはすごかったんだよ(性的な意味じゃないよ)。まず、下北沢から渋谷まで歩いた。それでブックオフ1000円ぶんくらい本と漫画を買ったんだ。それからドトール神南一丁目店(これはドトール「本店」としてドトール好きには有名なんだ。広くてい…

緑山くん、(オナ禁)がんばって 2

それで、うまい棒っていったらナンなんだけど、ぼくは今日からオナ禁(オナニー禁止のことナ)することにしたんだ。というのも最近ぼくは極端に目覚めが悪い。その原因が、オナニーにあると思ったんだ。なぜって、ぼくはいつも寝る直前にソレ(恥ずかしいか…

12月 9日 ぼくと河合奈保子とブライアンイーノとビルエバンスと島田雅彦と吉田修一

10時過ぎに起きた。ブライアン・イーノのアンビエントエアポートを聴きながら、ゆっくりとヨガをして体を刺激した。キムチご飯と味噌汁を食べて図書館へ出かけた。 河合奈保子のシングルA面コレクションを聴いていた。「大きな森の小さなお家」はやはり歌…

12月8日の私と奈保子

11時過ぎに起きR.E.M「AROUND THE SUN」を聴く。私と時代に染み入る音楽。稀有な存在。昨日に続き、図書館へ通いがてら奈保子「LOVE」を聴こうと考えた。だがモーツァルトの誘惑に負けてしまう。奈保子の笑顔にしばしの別れと変わらぬ…

12月8日 夜の僕と河合奈保子

吉田修一の「突風」を読んだ。これまでに読んだ彼の作品の中で一番ひどい出来だと思った。ビル・エヴァンスの「アンダーカレント」を聴いた。3度繰り返して聴いた。聴くたびに音が体に染みてゆく。何度聴いても飽きない。それから島田雅彦の「亡命旅行者は…

2人の出会い

始めて奈保子の姿を見つけたのはインターネットでだった。日を受けた彼女はオレンジ色のビキニを着てカメラに向かって微笑んでいた。僕は豊満な肢体とはにかんだ八重歯にほれた。コレが河合奈保子との出会いだった。 彼女の名を知ったのはいつだったろう。僕…

12月7日の俺と奈保子

ファーストアルバム「LOVE」を聴きつつ図書館へ行った。シングルである「大きな森の小さなお家」は陰毛とその深淵で口をあけた洞穴を想像させる。清廉な彼女の溌剌とした歌唱は性的隠喩をむしろ白日の下に晒しだす。あたかもネガフイルムを感光させる、…